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「仲間の笑顔を、絶やさないために。」逆境で見つけた、しなやかで誠実な再出発の物語

BLOOM株式会社
「仲間の笑顔を、絶やさないために。」逆境で見つけた、しなやかで誠実な再出発の物語【BLOOM株式会社】

「あの時、もし自分が動かなければ、共に歩んできた仲間たちの日常はどうなっていただろう。そう考えたら、迷いはありませんでした」


穏やかで丁寧な物腰の中に、決して揺らぐことのない芯の強さを感じさせる、BLOOM株式会社のCOO・千田さん。 千田さんの語る言葉には、理屈だけではない、人への深い愛情が滲んでいる。

前身組織の大きな転換期、そして予期せぬ困難の連続。
そんな激動の状況下での船出を、千田さんはなぜこれほどまでに真っ直ぐに、前向きに進めることができたのだろう。
一見意外な「こだわりを持たない」という経営哲学の真意と、関わるすべての人の中に「笑顔の花」を咲かせようとする、千田さんの誠実な歩みを紐解く。



【原点】守りたかったのは、共に歩んできた仲間の「居場所」。


─組織の大きな転換期に、自ら事業を引き継ぐ決断をされました。当時の心境を教えてください。

以前の組織が継続の危機に直面した際、私と共同代表の古山が一番に考えたのは、自分たちのことではなく「現場で頑張ってくれている従業員や、支えてくれた取引先の皆さんの日常をどう守り抜くか」でした。
彼らが安心して働ける場所をなくしたくない。
その一心で、事業を引き継ぎ、新会社「BLOOM」を設立することを決めたんです。

もちろん、スタートは決して平坦な道ではありませんでした。
設立直後から直面した課題も多く、厳しい現実に直面する日々でしたが、不思議と悲壮感はなかったんです。それは「自分たちを信じてついてきてくれた仲間のために」という、明確な目的があったから。困難を共にしたからこそ、今いるスタッフたちとの絆はより深いものになったのだと確信しています。


【価値観】変化を受け入れる「しなやかさ」。それが人を守るための誠実な選択。


─「即決即断」と「こだわりを持たない」という経営スタイルが印象的ですが、そこに込めた想いは?

私は、経営において「迷い」はできるだけ排除したいと考えています。
変化の激しいこの業界で、判断が遅れることはスタッフの生活に影響を与えることと同じだからです。そして「特定の形にこだわらない」というのも、実はスタッフを守るための私なりの誠実な選択なんです。

例えば、自分自身のスタイルに固執して経営を圧迫させるより、お客様のニーズやスタッフの働きやすさを優先し、柔軟に形を変えていく。
私が自分自身のこだわりを守ることよりも、会社を健全に存続させ、みんなの雇用を守り続けることの方が、何百倍も大切ですから。変化を恐れず、常に「今、何が最善か」を考え続けるしなやかさ。それこそが、BLOOMが大切にしている誠実さの形だと思っています。




【信頼】お互いの個性を尊重し、補い合う「最高のパートナーシップ」。


─共同代表である古山さんとは、どのような関係性なのでしょうか。

古山は、情熱を持って人を惹きつけ、現場に活力を与えることができる人。
私はどちらかというと、それを仕組みや数字で支える役割。性格も得意分野も全く違う二人ですが、だからこそお互いに干渉しすぎず、背中を預け合える関係です。

私が客観的に状況を分析すれば、古山がそれを温かい熱量で現場に伝えてくれる。このバランスこそが、BLOOMという組織の安定感を生んでいるのだと思います。お互いの専門性を尊重しつつ、目指す場所は同じ。そんな信頼できる戦友がいたからこそ、どんな局面も「次の一手」を楽しみながら乗り越えてこれたのだと感じています。

【教育】スタッフは「主役」。背中をそっと押す、温かなサポーターでありたい。


─現場のスタッフさんとは、どのような距離感で接していらっしゃいますか?

私の理想は、私がいなくても現場が楽しそうに、主体的に回っている状態です。
BLOOMの主役は、お客様と向き合っている現場のスタッフたち。私は彼らが最大限に力を発揮できるよう、舞台を整える裏方でありたいんです。

頭ごなしに指示を出すのではなく、スタッフが「こうしてみたい」と相談してくれた時に、その想いをどう具現化するかを一緒に考える。何かあれば自分が全責任を負う、という構えでいたい。そんな安心感の中で、スタッフが自ら考えて動く楽しさを知ってくれたら嬉しいですね。彼らの成長する姿を見ることが、今の私にとって一番のエネルギーになっています。



【未来】求めるのは「意欲」。共に変化を楽しみ、笑顔を広げられる仲間へ。


─これから、どのような方と一緒にBLOOMを作っていきたいですか?

一番大切にしているのは、その人の「前向きな意欲」です。
経験やスキルは、後からいくらでもついてきます。それよりも、「誰かの役に立ちたい」「ここで成長したい」という素直な気持ちを持っている方と働きたい。BLOOMという社名には、関わる人すべての人生を「開花」させたいという願いを込めています。

従業員が笑顔で働き、その笑顔がお客様や取引先の皆さんへ広がっていく。そんな「笑顔の連鎖」を一緒に作っていける方なら、きっとこの場所を気に入ってもらえるはずです。変化を楽しみ、共に成長していける。そんな未来の仲間に会えるのを、心から楽しみにしています。

【地域での展望】時代に合わせた「新しい食」を、持続可能な形で。


─今後の、仙台・宮城での事業展開について教えてください。

今は「店舗数」を追うフェーズではなく、一つひとつの店舗の「質」と「効率」を徹底的に高める時期だと考えています。
物価高など外部環境は厳しいですが、既存の店舗を今の時代のニーズに合わせた「新しい食の形」へとアップデートするなど、しなやかな挑戦を続けていきたいと考えています。どんなブランドであっても、宮城の皆さんに「あのお店に行って良かった」と心から言ってもらえる場所であり続けること。生産性を向上させ、持続可能な形で地域に笑顔を提供し続けていきます。


千田さんのお話をお聞きして感じたのは、相手を尊重し、静かに寄り添う「深い思いやり」だ。
「こだわりを持たない」という言葉の裏側には、自分自身の主観よりも仲間の幸せを最優先するという、徹底した想いがある。 数字に強く、柔軟な視点を持ちながら、その根底にあるのは「人を大切にしたい」という温かな情熱。 激動の創業期を乗り越えた千田さんの穏やかな笑顔は、多くの課題を誠実に解決してきた人だけが持つ、本物の強さを物語っていた。

企業情報

企業名
BLOOM株式会社
本社所在地
〒980-0811
宮城県仙台市宮城野区中野1-2-28 [ 本店 ]
設立
2014年9月1日
資本金
1,000万円
事業内容
BLOOM株式会社は宮城県に本店を置き東日本を中心に、ラーメン、中国料理、牛タン、餃子など様々なジャンルの飲食店を経営しています。